債務整理とは?それぞれの手続きの概要を分かりやすく解説!
2025/03/18
借金の返済が難しくなったときに検討する選択肢の一つが「債務整理」です。
「債務整理」にはいくつかの種類があり、それぞれ手続きの内容や影響が異なります。
この記事では、債務整理の基本から各手続きの概要、メリット・デメリットまで詳しく解説します。
◆債務整理とは?
債務整理とは、債権者との交渉により、借金を減額したり、支払い方法を変更したりすることで、借金問題を解決する(法的)手続きの総称です。
主な債務整理の方法は4つあります。
・ 任意整理 → 借金の利息や支払い条件について債権者と交渉を行う
・ 個人再生 → 裁判所を通じて借金を大幅に減額し、3~5年で返済する
・ 自己破産 → 裁判所を通じて借金の支払義務を免除する
・ 特定調停 → 裁判所を通じて借金の利息や支払い条件について債権者と交渉
それぞれの手続きを詳しく見ていきましょう。
◆任意整理(にんいせいり)とは?
任意整理とは、裁判所を通さずに貸金業者など(消費者金融・銀行・クレジット会社など)と直接交渉をし、借金の利息や支払い条件を見直す手続きです。
メリット
・ 将来の利息をカットできる場合がある
・ 裁判所を通さないため、手続きが簡単 また、家族などに秘密のまま解決できることが多い
・ 家や車を手放さずに済む
デメリット
・ 借金の元本は減らないことが多い(利息のみ減額)
・ 完済から5年程度、信用情報(ブラックリスト)に載る
★どのような方に向いているか
• 借金の利息負担が大きく、元本がなかなか減らない人
• 安定した収入があり、元本を分割で支払っていける人
• どうしても家族や周りの人に秘密で進めたい人
◆個人再生(こじんさいせい)とは?
個人再生は裁判所に申立てを行い、借金を大幅に減額し、3~5年で分割返済する手続きです。自己破産とは異なり、マイホームや財産を残せる可能性があるのが特徴です。
メリット
・借金が約1/5減額されることが多い
・ 住宅ローンがある場合でも、マイホームを手放さずに済む(住宅資金特別条項を利用)
・ 資格制限がない(警備員、保険外交員など金融商品を扱う職業に影響なし)
デメリット
・ 裁判所を通すため手続きが複雑で時間がかかる
・ 安定した収入が必要
・ 完済から5年程度、信用情報(ブラックリスト)に載る
★どのような方に向いているか
• 借金額が多く、任意整理では返済が難しい人
• 住宅や財産を守りながら借金を整理したい人
• 安定した収入がある人
◆自己破産(じこはさん)とは?
自己破産は裁判所に申立てを行い、借金の支払義務を免除してもらう手続きです。生活に必要な財産を除き、資産は換価処分されますが、借金の支払義務がなくなるのが最大の特徴です。
メリット
・ すべての借金が免除される(税金や養育費など一部例外あり)
・ 返済の負担がなくなり、生活を立て直しやすい
デメリット
・ 財産(不動産・車・貯金など)を処分する必要がある
・ 一部の職業(警備員、保険外交員など金融商品を扱う職業など)は一定期間資格制限がある
手続き終結から5年程度、信用情報(ブラックリスト)に載る
★どのような方に向いているか
• 収入がほとんどなく、借金を完済する見込みがない人
• 借金の総額が非常に大きく、他の方法では解決できない人
◆特定調停(とくていちょうてい)とは?
特定調停とは、裁判所を通じて債権者と交渉し、借金の減額や返済計画の見直しを行う手続きです。任意整理と似ていますが、調停委員が間に入るのが特徴です。
メリット
・ 弁護士に依頼しなくても手続きできる(費用が安い)
・ 将来の利息がカットされる可能性がある
・ 強制執行を防げる場合がある
デメリット
・ 債権者が合意しない場合は成立しない
・ 手続きが複雑で、時間がかかることもある
・ 完済から5年程度、信用情報(ブラックリスト)に載る
★どのような方に向いているか
• 任意整理をしたいが、債権者との交渉が難しい人
• 弁護士費用を抑えながら債務整理をしたい人
各手続きの比較
〈任意整理〉 借金の利息カット可能、住宅・資産への影響なし、資格制限なし
〈個人再生〉 借金を約1/5に減額可能、住宅・資産は条件付きで保持可能、資格制限なし
〈自己破産〉 借金をゼロへ、住宅・資産は保持不可、一部資格制限あり
〈特定調停〉 借金の利息カット可能、住宅・資産への影響なし、資格制限なし
◆債務整理のよくある質問
Q. 債務整理をすると家族にバレる?
A. 手続きの種類によりますが、任意整理は基本的には家族に知られずに手続き可能です。
Q. 債務整理後、クレジットカードは作れる?
A. ブラックリストに載る期間(約5年)はクレジットカードの作成やローンの利用が難しくなります。
Q. 債務整理をしたら仕事に影響はある?
A. ほとんどの職業は影響なし。ただし、自己破産の場合は警備員、保険外交員など金融商品を扱う職業など一部の職業で制限あり。
◆まとめ
債務整理には任意整理・個人再生・自己破産・特定調停の4種類があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。
✔ 借金の状況や収入に合わせて適切な手続きを選ぶことが大切です。
✔ 弁護士や司法書士に相談することで、最適な方法が見つかることもあります。
借金問題で悩んでいる方は、早めに専門家に相談し、解決への一歩を踏み出しましょう!
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